春は花菖蒲畑、夏は紫陽花、秋は曼殊沙華と四季折々の花を楽しめる自然豊かな田園公園! 北山公園

花菖蒲畑と曼殊沙華の川辺を見に行こう!

北山公園は初夏には花菖蒲、秋には曼殊沙華が咲き誇る花畑が有名で、園内で稲作や蓮の花を育てていたり水田が広がる公園と聞いていたのでシーズンオフとはいえ行くのが楽しみな場所でした♪
他にも蓮の花の水田や紫陽花畑もあり四季折々の花々を楽しめるスポットになっています。
この公園の花菖蒲はなんと10万本も植えられているとのことで、満開シーズンの頃に行くと白や紫、水色の美しい花畑が圧巻です♪
ここ数年は新型コロナの流行により有名な東村山菖蒲祭りは開催されていないとのことですが、お祭り期間以外は特に規制もなく入場できるので菖蒲畑の手入れの様子などを見る事ができます。
まだ初春ということもあり、畑には水などは張ってなく手入れをしている人たちの姿が見えました。
秋は公園内は春に田植えの体験実習で植えた稲穂が実り、川沿いに曼殊沙華が咲き誇るとのことで地元の人たちや来訪者を飽きさせません。
園内を流れる川は美しくせせらぎ音にも癒されます♪
駅から近くはありませんが、名物の菖蒲や曼殊沙華の花が咲くころまた訪れたいなと思いました。
園内では食事処はありませんが、園外にうどん屋さんやカフェがありゆっくりできます。
おむすびやお弁当を持ち込んで、昔の造りの木造の休憩所の木陰でのんびり食べるのもおすすめします。
休憩所内には昔の手で水を出すポンプ式の井戸の水道があり目を引きました。昔の農家さん達の生活も感じられる、のどかで素敵な公園でした♪

武蔵野の自然がそのまま残る八国山を散策しよう!

北山公園は八国山緑地と隣接していて、広大な丘陵をハイキングすることができます。
かなり広くてしっかり歩くと半日はかかるそう。
まだ冬でしたがとても自然豊かで、道中鳥のさえずりも聞こえて気持ち良かったです♪
自転車で回れたら気持ちいいだろうなと思うのですが、途中丸太の階段が多くロードバイクでの散策は難しそうなのが残念です。
武蔵野の自然がそのまま残された敷地内には野鳥や野生動物が沢山生息しているようなので、双眼鏡でバードウォッチングをして回ると楽しいです!
私が訪れた時は鳥笛を鳴らしながら歩く人たちの姿もありました♪

八国山たいけんの里で地域の歴史に触れる!

北山公園と緑地に隣接している「たいけんの里」には、縄文時代の下宅部遺跡の出土品がメインで飾られていました。
出土品の状態が良く、縄文時代の生活の様子の再現や当時の農具などを間近で見たり、学芸員さんによる説明を聞くことが出来ました!
そういえば歴史の授業ではならったもののちゃんと着色されている色鮮やかな縄文土器を見るのは私も初めてで、子供と一緒にドキドキしながら見て回りました!
また、近くにとなりのトトロのモデルとなった森があるとのことで、ドングリのトトロ製作体験も申し込むことができます。
郷土の歴史に触れ、昔の人々の暮らしと比べてなんて自分たちは恵まれているんだ…と感謝できる施設です。
色々見て回れて料金が無料なのにはびっくりです。館内では毎年いろいろイベントも行っているようなので、それに合わせて行くとより楽しめそうです♪

<八国山たいけんの里>
営業時間:9時30分~17時00分
毎週月・火定休日
※駐車場なし

北山公園のトイレについて

トイレは休憩所の側の1か所のみなので注意が必要です。
少し歩きますが隣接するたいけんの里や八国山に設置されているトイレを活用するのもいいかと思います。

北山公園へのアクセスについて

電車:池袋→東村山駅(片道350円)
駅から徒歩約20分
北山公園、八国山緑地、たいけんの里は駐車場がないので徒歩かバスをお勧めします。