安芸市広域公園 子供も大人も楽しめる複合施設
安芸市広域公園は、安芸川に沿って芝生が広がる「川のゾーン」と、こども広場や遊具のある「里のゾーン」に分かれています。
里のゾーンには、安芸市の特産品であるナスのデザインのアスレチック遊具があり、近隣の住民には「ナス公園」の名称で呼ばれています。子供を連れて訪れる家族が多く、地元では子育てや憩いの場として親しまれています。
ナスのアスレチック遊具 のぼってすべって楽しさいろいろ!
公園のトレードマークとなっているナスのアスレチック遊具。安芸市で生産の盛んなナスと、その周りを囲むようにニンジン、ピーマン、ダイコン、りんごの形も見えます。
木のつり橋を渡ってネットの上で遊ぶもよし、両脇のすべり台や裏側のボルダリングを楽しむもよし。いろんな遊び方ができる大型遊具で、夢中になって体を動かせます。
野良時計のローラーすべり台 高所の絶景を前にすべろう!
同市の観光名所である野良時計をモチーフにしたローラーすべり台。スロープを上がっていくと、てっぺんはかなりの高さで、公園全体の景色を一望できます。ローラーの上を勢いよく進み、ゆるやかなカーブがかかった長大なコースで、すべり応え抜群です。
野良時計は、明治時代、野良仕事をする人に時を知らせるために設置されました。当時の国産時計では唯一現存するもので、国の登録有形文化財に指定されています。安芸市の中央にあり、公園との距離も近いので、こちらもぜひ訪れてみてはいかがでしょう。
2種類のターザンロープ 乗って比べて楽しもう!
ターザンロープは2種類あります。球体に腰を下ろして乗るタイプは、コースにカーブがついて、やや揺れながらゆっくり進みます。ロープにつかまるタイプは、直線コースをハイスピードで勢いよく進んでいきます。
たくさんの遊具たち 目指せ全制覇!
小さなたくさんの遊具であって、いろいろ遊んで楽しめます。
ごめん・なはり線のキャラ どこにいるか、探してみよう!
公園内には、「アンパンマン」の作者として有名な、高知出身の漫画家やなせたかしさんの描いた、ごめん・なはり線のキャラクターがあちこちにいます。遊びながら見つけてみてください。
散策コース 豊かな自然の中で心を解き放とう
こども広場の程近く、散策コースが伸び、梅林やゆず園、野菜を植えた畑があります。遊び声に満ちた広場の喧騒をはなれて、心静かにゆったりと自然の中のウォーキングを楽しめます。
川のゾーン
芝生公園
こちらは遊具がなく、芝生が広がっています。ボール遊びやウォーキングをする人の姿を見かけます。かつてはバーベキューなどのイベントも行われていたようです。
休憩場 遊び疲れたらひとやすみ
木のテーブルとベンチが並ぶ東屋は、休憩や外ランチにぴったり。周りにも、芝生にレジャーシートを敷いて、お弁当を広げる家族連れの姿も多いです。
陶芸館、硝子工房 自分だけのオリジナル作品を創ろう
駐車場のすぐそばに、陶芸館や硝子工房があります。体験教室があり、ろくろ体験や絵付け体験、ガラス工芸もできるようです。
安芸広域公園のトイレ情報
里のゾーンの駐車場は2か所あります。東側は7台ほどの広さで、園内に入るには長い坂の砂利道か階段を上る必要があります。北側はかなり広く入場もスムーズなので、ベビーカーや車いす、小さなお子さん連れの場合は、こちらの利用がおすすめです。
トイレは、野良時計ローラーすべり台の西側と、散策コースの途中にあります。多目的トイレには、おむつ台があるので、小さなお子さん連れでも安心です。
安芸広域公園へのアクセス
安芸市中心部から車で県道212号線を北へ約10分。
安芸市広域公園は、豊かな自然の中、地域の産業・歴史をモチーフにした大型遊具をはじめ、各種遊具、散策コース、文化体験施設などが充実しています。こどもは思いっきり遊べますし、大人も自然や文化を楽しめます。
安芸市にお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。